2008年10月21日火曜日

検索を考える。

全てのストックフォトのサイトは欲しい写真を探す時に文字による検索をしている。
PIXTAも例外ではなく検索ボックスに文字を入れて欲しい写真に到達している。

ストックフォトってほぼ広告に使われるって考えて間違いと思うから、広告にふさわしい写真が売れるって思う。

だからそういう写真を撮ればいい。


って言っても毎日目にする広告は多種多様でふさわしい写真ってなんだ?って話になる。


大雑把な考え方だけどイカツイお兄さんの写真より爽やかなイケメン君の写真を使った方が商品のイメージは良く伝わると思う。
みんなそうだと思う。
商品によってはあてはまらない事もあると思うけどマイノリティなのでそこを追いかける必要がない。


だからそっち系の写真を撮ってアップしてます。
そっち系のそっちは
こっち
を参考にしてください。


検索結果はサムネイルでしか表示されないから結構『パッと見た目』が大事だと思ってて、サムネイルで印象に残らないと大きい写真も見てもらえないし当然買ってももらえない。
似た画像がだらだら出てきたらそもそも見る気も失せる。

だから、
そっち系
を見て
数多く検索されるワードを考えてそれっぽい写真を撮れば沢山売れる。

結果からざっくりと売れた写真の傾向を書きます。

  • 明るい

  • シンプル

  • 白っぽい(淡い)

  • 硬い写真より軟らかい写真

  • 秋冬より春夏なイメージ

  • 写真を絞り込む

  • 人がらみ(顔は出て無くても)

  • イベント的な(去年年賀状は激アツだった)

  • バリエーションを考える(パッと見た目の印象が違う様に)



な感じです。

ひとことで言うと『爽やか』的な写真。
暗いより明るい。ごちゃごちゃよりシンプル。
風が吹きそうな爽やかな人が友達にいたら写真を撮ってモデルリリースを書いてもらってアップ。

技術とかもあるだろうけどポイントさえ押さえれば多分売れます。
きっと。


ひとこと:風が吹くと写真屋が儲かる。



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2008年10月17日金曜日

空間。

ストックフォトに関しては必ずしもいい写真、上手い写真が売れるとは限らないと思う。
当然、上手いに越したことはない。はず。

大体決まった場所にクライアントが
『この写真いいんじゃい』って思う写真をハメ込むのが多いはず。

ざっくりと縦位置か横位置かで分かれて、風景なのか、人物なのか、モノなのか、猫なのか。
猫。。。
PIXTAは猫大杉。
可愛いよ、確かに可愛いよ。
個人的に猫好きだし。

けど薄汚れてる野良猫の写真でクライアントに『この写真でいきましょう。自分、猫好きなんで』っていう人がはたしているんだろうか。
いたとしてもすごく少ないと思う。

ストックフォトに挑戦するにあたって買われる可能性の少ない写真をあえてアップするのは如何なものだろうか。
個人的に撮ってハードディスクに入れとくのとサイトのサーバーにアップするのは違うと思うんですよ。
適当に撮って適当にアップするなら別だけど、いい写真をセレクトしてレタッチしてアップしてタグを付けてって結構大変なんすよ。

昔アップした写真は適当なのもあるけど今は売れない。
PIXTAの中でもクオリティが上がってきてるからかもしれない。

猫が悪い訳じゃないけどみんなが撮ってるような写真は相当のクオリティじゃないと厳しいはず。
他には桜とかアジサイとか。
ああ、花全般か。


だから『そういうのじゃない系』の写真を撮ることが収益を上げるのにはいいと思う。
『そういうのじゃない系』って書いたのははっきり『これ』っていうのはまだ分からないからっす。

ビジネスっぽいのは売れたりするけど最近みんな撮ってるし。
特集とかでもやってるし。
あれって需要が高い検索ワードとかコンバージョンが高いワードとかなのかな。

PIXTAも公開してくれればいいのに。
『瞬ワード』的な感じで。
ランキングじゃなくても最近の検索ワードのタグクラウドとかが、1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月とかで見られれば面白いと思うんだ。
別に回数とかはいらないけど。

それ参考にして本命だったり穴だったりラジバンダリだったりを狙うんだけど。



あ、書こうとしてた内容を全く書いてなかったので書きます。

ちょっとあれだけど使いやすい写真とすごく良いけど使いにくい写真。
これについて焼酎3杯分の時間を費やして考えた事があって、違いはなんだって。
いい写真はそれ自体で完成してるので広告の素材として使う時に『字』を入れにくい。
入れる場所がない、入れるとバランスが崩れてしまう。

本来、写真はそこを目指すべきなんだろうけど素材として考えた時には『字』が入る場所を作っておいてあげて、『字』を入れて完成する様に撮影してあげる。
してあげる。
自分用は別に撮って楽しめばいいと納得した所でグラスが空いたので寝ました。


ひとこと:焼酎3杯分の時間はグラスの大きさと体調と一緒に飲む人によってかなりの誤差がありますのでご了承ください。



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2008年10月16日木曜日

インド人のカレー屋

仕事用のメールアカウントに毎日山のようにスパムメールが来ます。
大半がアダルト系のメール(だと思う内容のタイトル)
そんな中『サラリーマンMEO』さんからこんなメールが来ました。


件名:インド人のカレー屋

昨日、仕事の帰りにインド人がやってるカレー屋に行ったんだけど、
カレーを注文したらスプーンがついてこなくて
「あ、本格的な店なんだ」とか思って手で食ってたら、
半分くらい食った時に、インド人の店員が奥から
すげー申し訳なさそうな顔してスプーン持ってきた。

そして・・
http://www.どーのこーの.com/?どーのこーの



URLは掲載しないでおきます。



久々にヒットです。
今日は写真関係ありません。


ひとこと:googleでサラリーマンMEOで検索すると『もしかして: サラリーマンNEO』と聞かれます。


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2008年10月15日水曜日

縦横

ストックフォトって使われ方は様々。
雑誌だったりテレビだったりポストカードとかだったり、webだったり。
それぞれ目的にあったサイズの写真をダウンロードしていってる。

wedで小さく使うのにわざわざ大きいLを買ってくれたりしないっすよね。。
サイズで値段を決められてるから。

雑誌とかパンフで使ってくれるときはMとかLとかが売れる。
同じ写真で3倍、6倍と値段が変わってくると全部Lサイズ以上で売ってやろうかと思ったりもする。
機会損失とどっちがどうなの?って思うけど、Lサイズ以上で売ってる人はやっぱり上手い人が多いから自分は小さいサイズでコツコツと(by キヨシ師匠)
値上げせんかな。


売れた写真の6~7割がSサイズで残りがMかL。
上手けりゃいいのに。

これって他のストックフォト屋さんだとどうなんだろう。
今月のコマフォトで6ページくらいの特集を組まれてた○stockとかはPIXTAと変わらなそうだけど○ettyimagesとか○manaimagesとかはどうなんだろう。
RMだし。

雑誌とかパンフがメインなんだろうな。

PIXTAはSサイズが多いからweb中心だろうな。
横位置多いし。

10月15日19時現在で販売枚数1095枚たぶん6割~7割が横位置。
数えてないから正確ではないけど横が多い。

webのバナーってほぼ横位置かスクエア。
撮るときに『スクエア意識の横位置、あわよくば縦位置も』って感じでやってます。

今からサッカーに集中します。


ひとこと:下手の横好き


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2008年10月9日木曜日

目をひく。

デジカメが当たり前になってから撮ったらすぐ見られるのが当たり前になってる。
デジイチにしても、コンパクトカメラにしてもケータイにしても最近のカメラは押せば誰でもそれなりの絵になって画面に出てくる。

ダメならもう一回シャッターきればいい。
フィルム代はかからないし現像を待たなくていい。
どんな感じに仕上がってるかをハラハラしなくてもいい。

少々露出が迷っても色温度の設定を間違ってもRAW現像の時にどーとでもなる。
コントラストや彩度、覆い焼き、焼き込みも簡単に出来る。


写真に対してすごく自由度が広がったと思う。

個人的にはフィルム代を気にせずにいっぱい撮影できるのが嬉しい。
セレクトはすごく大変だけど。。


まぁ、かといって写真上手くなってかと言えばそんな事はないですね。。。



さて、
ストックフォトにアップするって決めて撮るとき、結構枚数を切ります。
少しずつアングルを変えたり、縦横撮れるカットは両方撮る。
向きも左右いければ両方撮る。

色んなカットをアップしておけばそれだけ買われる可能性が高くなる。
横位置の写真を探してる人には縦位置は絶対売れない。
と思う。


かといって沢山あればいいってもんでもないみたい。
連写した写真をそのままアップして全部同じタグを付けてる人がたまにいるけど、
検索で引っかかった時に全部並んで表示される。
これすごく個人的に見苦しいと思う。

買う方も見るのしんどいでしょう。
と思う。

そんで同じ印象の写真を何枚もレタッチするのはこれまたしんどいでしょう。
してないのかな?
僕はしんどい。
し、メンドクサイ。

買いに来た人たちは基本的にサムネイルで見てると思うので少々印象が違っても同じに見える。

ざーと見て次、ざーと見て次。
そんな感じだと思う。


桜とか紫陽花とか今だったらコスモスとか。
2,000件以上ある検索結果からベストな1枚が買われてるとは思えない。
デザイナーも3ページくらい見たら『これでいいか』って気になるんじゃないかな。
写真の上手い下手とかあると思うけど、
細かいディティールまでWEBで使う場合は気にしないでしょう。

PIXTAの検索方法が売れた写真が上位に表示されてるっぽいから、
今から写真突っ込んでも無理だと思う。(違ったらごめんなさい)

『 ただ自分の写真を見てもらいたい 』って人も沢山いるだろうけど、
僕はPIXTAというかストックフォトやっぱり『 売ってなんぼ 』だと思う。


写真やレタッチの技術をどーのこーのいうつもりはないし、言えない。
だけどストックフォトに関して僕が思うのは、
『 同じ被写体で違う印象の写真を撮れるか 』
って事が大事になってると思う。
これは内向きにも外向きにも。

みんなが撮ってる被写体を
みんなが撮ってるアングルで撮ってもすとっくでは意味が無いと思う。

かといってキワをせめて撮っても売れない。。。
ストックは難しい。。
偉そうにどーのこーの書いてごめんなさい。
今日はどーやら風邪をひいたみたい。


ひとこと:被写体に四十八手をつくしてみませう。



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2008年10月6日月曜日

白。

このブログ。
どうやらあんまり見られて無いみたい。。。

密かにAnalyticsを設定してるのですが、付けなきゃ良かった。。。

まぁ、いいや。
いいんだ☆


PIXTAには今までに売れた写真のを全て見られる『販売履歴』ってのがある。

最初のうちは全く気にしてなかったけど売れた写真が500枚を超えたあたりから色々参考になってきた。
本当はPIXTA全体でどんなのが売れてるのかとか、今売れてる写真はどんな写真なのかとかを知りたいし、参考にしたい。
もちろんパクるって意味じゃない。

年賀状用の写真っていつ頃からから売れ出すのかが分かれば間に合うようにアップしようと思うし、縦位置と横位置どっちが売れるのかとか。
あと、色味とか、コントラストとか、明度、彩度にも傾向があったりするのかとか。

みんなどんな写真がどれ位売れてるんだろう。
それが見てみたい。

自分だけの写真だけだとたまたまって事もあるんだろうけど。
でも、今日のさっきまでで1,072枚売れた事になってるからそれなりに参考になるデータだと思う。


ぱっと見た目の印象はシンプルな感じの写真が多い気がする。
ごちゃごちゃした写真は全くと言っていほど動かない。
あとは色の強い写真はダメみたい。

写真素材「飛行機!」(直リンク怒られるのかな?)
この写真とか結構気に入ってるんだけどまったくもってダメ。
白っぽいの売れるのか最近は強い色の写真ばっかり撮ってたんだけどダメ。
ちなみに背景はインクジェットで青色をA3で出力。
飛行機はなんかのおまけのおもちゃ。3cm弱くらいの大きさ。
カメラ:EOS 5D
レンズ:28-70mm 1:2.8 L
※マクロレンズじゃなくて前玉の前に100均のプラスティック製の虫眼鏡をテープで装着。
 チープ感がでます。

まぁ、別にだからって良いわけではないですが。

販売履歴を見てもやっぱり白っぽい写真ばっかりだし。
やはり売れる写真は白っぽいシンプルな写真みたいだ。


ひとこと:色の白いは七難隠す!


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2008年10月2日木曜日

売れない写真。

最近は欠かさずにnewphotoを見てます。
上手い下手とか別にして、単純に見てて飽きない。気がする。
かと言って毎回面白い訳でもないし、毎回感動的な写真に会える訳でもない。
ただ、たまに感動できる写真を見つけるとその人の写真を全部見てしまう。
で、ブログとかホームページのURLなんか載ってるとそこまで行って見る。

家帰って着替えてPC立ち上げてビールを飲みながらのnewphoto。
そこからのブログ。
ちなみにブログ見る頃には焼酎。

けど小心者なのでブログでもPIXTAでもできない。
たまにメッセージ貰ったりするとうれしいけど自分からは無理。
寂しがり屋の人見知り。



そんな事はさておき、newphotoを眺めて売れそうな写真は何となく分かるようになってきた。
気がする。
自分の写真が売れた経験から『売れる』って感じの写真は何となく分かる。
気がする。だけかも知れない。かも知れない。

そんでもってそれ以上に『おしい!』って思う写真はもっとある。
技術云々ってことじゃ無くて、
例えばすっごく子供のいい表情を撮ってあっても、後ろに洗濯物が山になってたり、
ブランドのロゴが入ってたり。

撮影する前にちょこっと意識すればすごく良くなると思うのに。
(写真よいって意味じゃなくて、売れそうって)
けど売れそうって僕が勝ってに思うだけで、売れないかもしれない。


けど絶対売れない写真は言い切れる気がする。
ピンボケ、ぶれぶれ、アンダー、オーバー、縦横がでたらめとか。
気付かないのかな。
あれ。

『売る』って意識が無いにしても写真としてどーなのよ。
ってぶりぶり言いながら飲む焼酎は最高です。


ひとこと:おつまみは写真でお願いします。


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